対象: 一般/Doレジ会員
- シリアル値を上げ忘れていないかご確認ください。
- シリアル値が上限を超えていないかご確認ください。
シリアル値の範囲は0〜4294967295です。
たとえば設定変更した日付を「YYYYMMDDxx」のように指定するようにしていた場合、間違って「YYYYMMDDxxx」(xx部分が3桁以上)のようにしてしまうと桁あふれしてしまいます。ネームサーバはゾーンファイルを読み込んでいないか、ゾーンファイルに記述されているシリアル値と異なる値で認識していると考えられます。
セカンダリネームサーバに反映させるには、セカンダリネームサーバのシリアル値より大きくなるように修正する必要があります。
PCがお手元にございましたら、ネームサーバが認識しているシリアル値はOS付属のコマンドで確認できます。
■Windowsの場合
コマンドプロンプトで下記のように指定します。
nslookup -type=soa -norec 調べるドメイン名 ns2.do-reg.jp
例えば「example.jp」のシリアル値を調べたい場合は、
C:\>nslookup -type=soa -norec example.jp. ns2.do-reg.jp
Server: ns2.do-reg.jp
Address: 164.46.1.117#53
example.jp
origin = NS1.DO-REG.jp
mail addr = hostmaster.example.jp
serial = 2014100100
refresh = 10800
retry = 3600
expire = 360000
minimum = 3600
とすればセカンダリネームサーバ(ns2.do-reg.jp)で認識されているシリアル値は「2014100100」とわかります。
調べるドメイン名の末尾には必ず「.」(ドット)を忘れず指定してください。
■MacintoshやLinuxなどの場合
dig @ns2.do-reg.jp 調べるドメイン名 soa +norec +multiline
例えば「example.jp」のシリアル値を調べたい場合は、
$ dig @ns2.do-reg.jp example.jp soa +norec +multiline
(略)
;; ANSWER SECTION:
example.jp. 86400 IN SOA NS1.DO-REG.JP. hostmaster.example.jp. (
2014100100 ; serial
10800 ; refresh (3 hours)
3600 ; retry (1 hour)
360000 ; expire (4 days 4 hours)
3600 ; minimum (1 hour)
)
とすればセカンダリネームサーバ(ns2.do-reg.jp)で認識されているシリアル値は「2014100100」とわかります。